2代目が会社を潰すのは本当か

2代目社長の行動を観察する

転職会議にうちの会社の口コミが出てた話

転職会議というサイトを見つけた。

 

jobtalk.jp

このサービスは、世の中に存在するいろんな日本企業の企業文化や給与情報などの口コミを元従業員(現役含む)から集め、だれでも簡単に口コミを閲覧できるようになっていて、大企業はもちろん中小企業もたいていの口コミを見つけることができる。

 

ただし、一般のユーザーはその口コミのほんの一部しか見れない。

すべての情報を閲覧するために、以下の2通りの方法が用意されている。

 

(1)実際に勤務した会社について主観的な評価とコメントを添える(約1ヶ月)

(2)月額980円

 

また、このサービスがユーザーに対して提供する最終的な便益は「転職支援」、つまり求職者と求人会社のマッチングであり、口コミサイトという入り口からユーザーを集客して最終的には転職支援につなげる、ということでしょうか。要は人材マッチングですよね。

 

もう一つ注目すべき点は、無料会員であっても履歴書情報に近い個人情報を入力させられるので、運営側は非常に低いコストでユーザーに対して営業する機会を入手できる、ということ。無料で中身を覗くために(980円払わずに)、これまでの働いた会社情報を1件提供しさえすれば、1ヶ月見放題なので、口コミのインセンティブ設計としてはよくできているなと思った。

 

ところで、このような人材マッチングのプラットフォームにおいて、求人を出す企業側と求職者の間には、著しい情報の非対称性があるだろう。これまでの社会システムでは、求職者は求人を出す企業の情報を十分に入手できない現状が続いていた。その典型がハローワークでの求職システム。募集要項がきれいすぎるけど、実際に企業訪問したら嘘だらけ、そんな中小企業は多い。

 

だから、転職会議はその情報の非対称性を低減させて求職者側のパワーを高め、取引のバランスを取ろうとしたのではないだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試しに自社の口コミを検索してみた。

 

さすがにうちの会社みたいな小さな会社に書き込みする人なんていないよな、(書き込んだらすぐに特定されるので)と軽い気持ちで検索したら・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あった。それも7件!!!

こんな小さな会社なのに・・・・まじか?書いた人大丈夫か?

 

正直、笑えなかった。

 

 

 

転職会議では、評判や年収情報などが公開されている。

 

特に、評判は以下のように10テーマに細分化されていて

    仕事のやりがい、面白み
    退職理由、退職検討理由
    ワークライフバランス
    スキルアップ、キャリア開発、教育体制
    福利厚生、社内制度
    女性の働きやすさやキャリア
    事業の成長性や将来性
    入社理由、入社後に感じたギャップ
    社員、管理職の魅力
    社長の魅力

といった区分に整理されている。

 

 

他の会社の評判を確認すると、「仕事のやりがい、面白み」や「ワークライフバランス」「スキルアップ、キャリア開発、教育体制」あたりが言及されている。まあ、良い口コミを書くならこのあたりが書きやすいと思う。学生に人気ある大企業などは、総じて平均点は高い。さすが大企業。口コミ内容にも品がある。きっと良識ある社会人が多いのだろう。また企業のESの取り組みがこのような良い結果を生み出しているのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

一方、うちの会社は・・・・

 

「退職理由、退職検討理由」5件

「社長の魅力」1件

 

あと「年収」についてが1件

 

 

中身をすべて読まなくてもほぼネガティブ情報だろうなと推察できた。

特に「社長の魅力」について言及している人がいることがすごい。

一部しか見えないので、断定はできないが、あの人だろうなということは分かった。

 

 

ある意味Mへのメッセージともとれる。(断っておくが私ではない)

 

 

社長の魅力に関する口コミ。一体、どんな内容が書かれているのだろうか。(無料会員なので一部しか見えない状態)

 

 

 

 

 

色々な会社の口コミ状況を閲覧して、転職会議では、社長の魅力について口コミを残している人はそんなに多くないようだ。

というのも、間接的に社長をジャッジするするにしても、転職会議を社長に見られる可能性も想定しておかなければならない。頭のキレる社長なら、素早く適切な法的処置をとるだろうし、そもそも口コミに書き込まれないよう日頃から注意を払うだろう。

 

しかし、書き込む人全員が必ずしも良識を心得ているかといえば、それは違うと思う。

例えば、アマゾンの書籍以外のレビューは、クレーマーのような書き込みをしている人が簡単に見つかる。購入者自身に落ち度がなかったのかなんて微塵も考えないだろうし、「金払ったのに不快にされた」などと感情むき出しで口コミを残している。しかも、そのような人は評価点を1か5かといった極端なジャッジをする傾向にある。

擁護しているわけではないが、1をつけられているショップをみると気の毒に思えてくるときがある。

 

よって、転職会議で「社長の魅力」についてネガティブ情報を提供する人は、社長や会社を屁にも思っていない(恐れない)世間知らずの人が存在するだろう。

 

重要なのは、自身が考える社長のあるべき姿と現実のギャップを口コミに残した人

誰が口コミしたかにもよるが、従業員達が日頃抱いている社長の理想像と捉えても良いだろう。

 

だとすれば、この情報は社長を改心するためのきっかけづくりに活かせないだろうか。

 

 

 

 

 

 

ところで、最近の投稿では「社長の魅力」について口コミを書けなくするよう仕様変更しているみたいだ。

 

 

なぜだろう???

 

 

いろんな会社を覗いてみると、ある会社で

「権利者の申し立てにより一部(全文)削除」

という情報整備が施されていることも発見した。(youtubeみたいな文言、笑)

なるほど、内容によっては削除申請ができるということか。このサイトの黎明期とは違い、コンプライアンス的にも管理が複雑化しているようだ。

 

 

 

 

Mはこの事実を目の当たりにするとかなり取り乱すだろう。

しかし、取り乱すこと自体は問題ないと考えている。事実を受け止めて、とことん取り乱せば良い。

 

その後、Mがどのような成長をとげるかだが、この際鈍感力が身に着くならそれも良いかもしれない。

 

欲を言えば、これを機に改心のきっかけとしたいのだが、はたしてMのポイントをつけるかどうか?

殻に閉じこもってグレてしまうことだけは避けたい。

 

Mにはいろんな欠点ある。

しかし、最近ではなんでもいいから成長してもらいたいと願うようになった。

そこまで会社が追い詰められているということだ。

 

 

 

 

 

だけど、私は、転職情報には興味なくて、これらの情報が、もしかすると多くの経営者の改心に使えるのではないだろうか、と興味を持ったわけだ。

企業の経営者は転職会議を上手に活用できるかもしれないということだ。

 

 

 

でも、この情報は劇薬、成功すれば一皮むけた社長が誕生する。失敗すれば、社長がますます闇に陥る危険性もある。

 

 

私にうまく使えるだろうか・・・・