2代目社長が会社を潰すのは本当か 〜中小企業社員の心の声〜

2代目社長の行動から多くの気付きを得るブログ

老害が2代目社長を駄目にする その②

老害じじいは本当に天丼が好きである。

前回の 老害が2代目社長を駄目にする その① で書きたらなかったのでつれづれなるままに。

H会長は創業者である。現在は引退しているが、会社によく顔を出し、社員にちょっかいを出す。無能な2代目の求心力が無いこともあって、社員はH会長の命令には逆らえない。だからといって社員は2代目を認めているわけでもない。

H会長と社長は水と油みたいなものなので、小さな会社で2人のダメ経営者が会社方針について権力争いをやっている。

上場企業の某家具メーカーの親子争いも株主からみるととても酷いものだったが、こんな中小の非上場会社でやっている権力争いなんてだれも得しない上に迷惑極まりない。どっちについても地獄しかない。逃げ道がないのだ。

まともに考えると鬱になりそう。社員は今まで以上にストレスを抱えるようになった。だからストレス回避のために、社員は割り切って行動している

中小企業の創業者がそこそこ会社を成長させると、そこそこ実績ができるから、自信が持てるようになり、その成功体験を繰り返すと、やがて他人の話を聞かなくなり、気ばかり大きくなって傲慢となる。自分だけで偉くなったような気でいる。もちろん、精神的に成長できている箇所もあるけど、大方、どうしようもない卑しくて、醜いカスみたいな精神も育まれていき、残念な人になっていく。多くの人が老人になった時に聖人になっているという幻想は捨てた方が良いかもしれない。

H氏も相当残念な人物のひとり。会社のためではなく、自分の欲望を優先する。寂しいから、話相手が欲しいから、死ぬまで報酬欲しいから、という理由で会社に関わる。2代目をダメにしている原因はH氏にあると言えよう。老害は環境変化のリスクよりも怖い。創業者には、創業した会社を時期を見計らって潔く去る勇気を持ってもらいたい。